柿木が上々の立ち上がり　わずか10球で貫禄の3人斬り

初回、日本の攻撃も左腕ワンの前に3者凡退

　宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は7日、休養日を挟んで大会4日目を迎え、決勝進出をかけたスーパーラウンドが始まった。大会史上初となる2大会連続優勝を狙う侍ジャパンU-18代表は、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で18時からチャイニーズ・タイペイと対戦。先発マウンドには柿木蓮（大阪桐蔭）が上がった。

　打順を組み替え、1番から藤原恭大（大阪桐蔭）、小園海斗（報徳学園）、根尾昂（大阪桐蔭）、野尻幸輝（木更津総合）を並べた侍ジャパンU-18代表。初回、左腕のワン・ヤンチェンの前に藤原が二ゴロ、小園は投ゴロ、根尾は相手遊撃手の好プレーによって遊ゴロに終わり、3者凡退となった。

　その裏、先発の柿木が素晴らしい立ち上がりを見せた。先頭のチェン・クンユを詰まらせて一飛に討ち取ると、2番のリン・チンカイは右飛、3番のリ・クァンシュンも詰まらせて一飛。わずか10球で3者凡退に仕留めて無失点だった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）