台湾に勝ち越し許す…　吉田輝星、中1日で救援も2失点

先発の柿木は3回4安打1失点で降板

　宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は7日、休養日を挟んで大会4日目を迎え、決勝進出をかけたスーパーラウンドが始まった。大会史上初となる2大会連続優勝を狙う侍ジャパンU-18代表は、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎でチャイニーズ・タイペイと対戦。4回を終えて、1-2とリードを奪われている。

　先発の柿木は3回4安打1失点。4回に中川卓也（大阪桐蔭）の犠飛で同点に追いつくと、4回からは、なんと吉田輝星（金足農）がマウンドに上がった。韓国戦で95球を投げていた右腕だったが、敗れれば決勝進出が消滅する大一番だけに、中1日でのスクランブル登板となった。

　その吉田は先頭のリン・イタを左飛を打ち取ったが、続くチウ・チチェンに中前安打を浴びた。犠打で走者を二塁へ進められると、ダイ・ベイフォンに四球を与え、ツァン・チュアンシェンに左前適時打。クォ・ティエンシンには三塁へのセーフティーバント。三塁の中川の送球が高くなり（記録は内野安打）、3点目を奪われた。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）