大谷翔平、9月打率は驚異の5割! 左腕相手に2発&1三塁打で不安払拭

2安打3打点1盗塁と勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
2安打3打点1盗塁と勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

8月までは左腕からわずか4本の長打だけだったが…

 メジャーは残り1か月を切ったが、ここへ来てエンゼルス大谷翔平投手が、打者としてさらなる進化を遂げている。苦手としていた左腕から長打を連発。対左腕の打率はついに2割を超えた。これまでも類い稀なる適応能力を称賛されてきた大谷が、苦手左腕も克復し始めた。

 大谷は9月に入ってからの4試合に出場し、16打数8安打で打率5割。4本塁打と三塁打を1本打っている。このうち対左腕は11打数4安打で打率.364。さらに4安打のうち2本はホームラン、1本は三塁打になっている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は自身のツイッターを更新。「ショウヘイ・オオタニは先週火曜日(現地4日)まで左腕から長打を4本しか打っていなかった。それ以降はオオタニVS左腕は2本塁打、1三塁打」と、最近4試合の覚醒ぶりを伝えた。

 また、AP通信社で記者を務めるグレッグ・ビーチャム記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニの最近4試合:16打数8安打、4本塁打、10打点、3四球、8得点、長打率1.375、OPS1.954」と驚異の数字が並ぶことを紹介した。

 右肘靱帯に新たな損傷が見つかり、医師から靱帯修復手術(トミー・ジョン手術)を勧められている大谷。今季は打者として最後までプレーし続けることを明言しているが、投手として出場できない悔しさを昇華させ、エネルギーとしてバットで発散しているようにも見える。今季は二刀流の活躍は見られないが、打者として進化し続ける大谷の姿を存分に楽しむことができそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY