西武・今井が6回2失点の粘投で4勝目 辻監督評価「相当気合が入っていた」

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】
西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

4勝目を挙げた今井は「先輩方に助けていただいた」

■西武 6-2 ロッテ(9日・メットライフ)

 西武は9日、本拠地でのロッテ戦を6-2で勝利しカード勝ち越しを決めた。先発・今井がランナーを出しながらも粘りのピッチングで6回2失点にまとめると、打線は4回に森のタイムリーで勝ち越しに成功した。

 先発の今井は初回を3者凡退に打ち取る最高のスタートを見せ「初回から素晴らしいボールが行って、ゼロに抑えた。相当気合が入っていたし、大事だということを感じて投げてくれた」と、辻監督も立ち上がりを評価。

 しかし、2回以降は毎回ランナーを許すと、3回には連続四球などから失点する苦しい展開が続いた。指揮官は「(優勝争いの)緊張の中で投げているのでね」と、擁護したものの「悪くなってくると、ストライクを取りに行きたがり、それが体の開きにつながって腕が下がり、四球でピンチを招く。これからのピッチャーなんだから、困ったらど真ん中に腕振って投げるくらいじゃないとダメよ」と、将来を見据え苦言を呈した。

 ただ優勝争いを続ける中、プレッシャーのかかる一戦で6回2失点と試合を作った内容に「今ひとつでも、ピンチでゲッツーをとって、同点止まりで抑えた」と、及第点を与えていた。相手先発・種市とは同い年対決であったが「試合前に『負けられないな』と今井には話していた。勝ててよかったね」と、指揮官はにっこり笑った。

 この日、粘りの投球で4勝目を挙げた今井は「無理に三振を取りにいかず、守備につく先輩方に助けていただいた」と感謝を口にした。打たせて取るピッチングで昨夜、大爆発したロッテ打線を封じ込めた。

 ソフトバンクが強烈な追い上げを見せるが指揮官は「うちは負けないように、1試合1試合を必死に勝ちに行くだけ。そうすれば、ゲーム差は縮まらない」と、ここまでと変わらず一戦必勝で、これからも戦い続ける姿勢を力説。「(相手を気にする)そんな余裕はないよ」と、最後は本音をつぶやいてから、ウイニングロードの階段を上っていった。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY