前田健太、1回無失点で今季初ホールド ド軍は首位決戦勝ち越し、0.5差に迫る

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

8回途中から4番手で登板、9回に1安打浴びるも5番手投手が後続断つ

 ドジャースの前田健太投手は9日(日本時間10日)、敵地ロッキーズ戦に8回途中から4番手で登板。1回1安打無失点1四球1奪三振に抑え、9-6での勝利に貢献した。前田は今季初ホールド。ドジャースはロッキーズとの首位攻防戦を2勝1敗と勝ち越し、0.5ゲーム差に迫った。

 8-5と3点リードで8回を迎えたドジャース。しかし、7回から登板していたファーガソンが、先頭ブラックモンにソロ本塁打を浴びる。デイブ・ロバーツ監督はここで中1日の前田をマウンドへ送った。

 先頭ラメーヒューは直球で鋭い当たりも、ヘルナンデスの好守でニゴロ。前田は続く主砲アレナドには四球を与える。しかし、ストーリーは93マイル(約150キロ)の直球で3球三振。ホリデーも直球で右飛に仕留めた。

 ドジャースは9回、先頭ヘルナンデスの三塁打からベルドゥーゴのタイムリーで1点を追加。前田はその裏も続投すると、先頭デズモンドに直球をセンター前に運ばれる。すると、ロバーツ監督は左腕アレクサンダーにスイッチ。アレクサンダーは後続を断ち、ドジャースが勝利した。

 ドジャースは不整脈を抱える守護神のジャンセンがドクターストップで今遠征に帯同せず。前田は7日(同8日)の試合では2/3回を無安打無失点に抑え、今季2セーブ目を挙げていた。そして、この日はレギュラーシーズンでキャリア初となるホールドを挙げた。

 前田は18球を投げてストライクは11球。防御率は3.89となった。

【動画】回跨ぎも1回を無失点の好リリーフで今季初ホールド! ドジャース・前田健太の投球ハイライト

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