“台湾の大谷”いきなり150キロも… 韓国の4番に同点ソロ被弾
韓国の4番キム・デハンは日本戦で3ランを放っている
宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は10日、大会最終日を迎え、決勝戦では2大会ぶり5度目の優勝を狙う韓国と、5大会ぶり2度目の優勝を目指すチャイニーズ・タイペイが激突した。
チャイニーズ・タイペイ代表の先発は地元メディアから“台湾の大谷翔平”と称され、最速155キロとも言われる右腕リ・チェンシュン。まだ16歳で将来を嘱望される右腕が150キロをマークした。1点を先制して迎えた2回。先頭の4番のキム・デハンに対し、2ボール2ストライクと追い込んでからの6球目、外角低めに外れたボールが150キロを計測した。
さらに続く7球目の真っ直ぐも150キロ。だが、キム・デハンはこれを逆方向に弾き返すと、そのまま右翼の頭上を越えてスタンドへ。日本戦で吉田輝星(金足農)から3ランを放った韓国の主砲もまた驚きの同点ソロ本塁打を放った。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)