台湾が逆転に成功 151キロ記録の韓国3番手ソ・ジュンウォンを打ち崩す

台湾戦に登板した韓国U-18代表のソ・ジュンウォン【写真:福谷佑介】
台湾戦に登板した韓国U-18代表のソ・ジュンウォン【写真:福谷佑介】

5番チウ・チチェンが起死回生の勝ち越し適時打

 宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は10日、大会最終日を迎え、決勝戦では2大会ぶり5度目の優勝を狙う韓国と、5大会ぶり2度目の優勝を目指すチャイニーズ・タイペイが激突した。チャイニーズ・タイペイが6回に韓国の151キロ右腕を打ち、逆転に成功した。

 チャイニーズ・タイペイ代表が逆転に成功した。1点ビハインドで迎えた6回。先頭のリン・チンカイが三ゴロ失策で出塁すると、韓国ベンチは3番手のソ・ジュンウォンへとスイッチ。この右サイドハンドが151キロをマークした。

 先頭打者のバントを一塁手が野選し一、三塁となると、打席には4番のリン・イタ。その初球は150キロをマークし、2球目のファウルは151キロを記録。だが、このリン・イタが打ち上げた4球目の二飛を二塁手が落球(記録は二ゴロ)。三塁走者が生還し同点となった。

 チャイニーズ・タイペイはさらに5番チウ・チチェンが右中間への適時打を放ち、3-2と逆転に成功。試合をひっくり返し、リードを奪った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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