Dバックス守護神の配置転換で平野も抑え候補 「色々な選手が試合を締めくくる」

ダイヤモンドバックスのブラッド・ボックスバーガー【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックスのブラッド・ボックスバーガー【写真:Getty Images】

Dバックスの守護神ボックスバーガーが配置転換

 ダイヤモンドバックスの守護神を務めていたブラッド・ボックスバーガー投手が配置転換されることなった。MLB公式が伝えている。

 ボックスバーガーは9日(日本時間10日)の本拠地ブレーブス戦では1点リードの9回に登板したが逆転を許し降板。今季55試合に登板し2勝7敗、32セーブ、防御率4.41の成績を残していた。MLB公式サイトは「ボックスバーガーがDバックスの抑えから外れる」と見出しを付け、守護神の配置転換を報じた。

 記事ではトーリ・ロブロ監督がボックスバーガーの代役には展開、相手打者によって登板する投手が変わることを言及し「ブルペンから誰が登板できるかを基準に、可能な限り最良の方法を取って対処していく。まずその状況までたどり着かなければならない。その場面が来たら、色々な選手が試合を締めくくることになってくだろう」と伝えている。

 ロブロ監督は複数の投手で代役守護神を務めることを言及しているだけに平野佳寿にも抑えとしてマウンドに上がる可能性もありそうだ。

 9日の試合後にボックスバーガー本人に守護神剥奪を伝えた指揮官は「彼は当然のことながらガッカリしていた。しかし、27個のアウトを取るために、試合のあらゆる局面やチャンスを最大限に生かさなければならない」と苦渋の決断だったことを明かしていた。

(Full-Count編集部)

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