大谷の頼もしき同僚 トラウト&シモンズが1試合で見せた“美技動画集”が話題

エンゼルスのマイク・トラウト(左)とアンドレルトン・シモンズ【写真:Getty Images】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)とアンドレルトン・シモンズ【写真:Getty Images】

エンゼルスを牽引する2人の名手、シモンズは驚異的な送球も披露

 ア・リーグ週間MVPに選出された大谷翔平投手が今季19度目のマルチ安打をマークした10日(日本時間11日)の本拠地レンジャーズ戦。エンゼルスの誇る2人の名手が躍動した。試合は2-5で敗れたものの、球団公式ツイッターではマイク・トラウト外野手、アンドレルトン・シモンズ内野手の美技集動画をツイッターで公開している。

 まずは4点ビハインドで迎えた3回。無死走者なしの場面でベルトレが大飛球を放つと、中堅のトラウトが背走。フェンス手前で華麗なランニングキャッチを決めた。

 試合を中継していた「FOXスポーツ・ウェスト」では、実況のビクター・ロハス氏が「センターへの打球です。トラウトが猛ダッシュです。何というプレーでしょうか! タイミングをばっちりはかり、寸前での素晴らしいジャンプです。間違いなく称賛に値します」と称賛。解説のマーク・グビザ氏も「疑う余地もありませんね」も同意した。

 1-4と3点ビハインドになった5回にはメジャーNO1遊撃手が魅せる。1死走者なしの場面でアンドラスが三遊間へのゴロを打つと、抜けるかと思われたボールを逆シングルで捕球。そして、三遊間最深部から素早く一塁へ送球した。苦しい体勢だったが、丁寧なワンバウンドの送球で一塁フェルナンデスのグラブに。スピードのあるアンドラスをアウトに仕留めた。

 これについても、実況のロハス氏は「シンバ(シモンズの愛称)がバランスを崩しながらも送球です。ヘルナンデスがキャッチしました。投げる方も捕る方も、なんというプレーでしょうか! シンバのとてつもない守備範囲。そしてヘルナンデスの手慣れた一塁の守備です」と称えている。

 2点ビハインドの8回には再びトラウトが美技を披露する。1死一塁の場面でベルトレの打球はセンターへのライナーに。今度は猛然と前進すると、ダイビングキャッチ。トラウトは華麗に一回転して立ち上がった。

 そして、動画集で最後に登場するのはシモンズだ。直前の8回先頭の秋信守の打球は痛烈なライナー。しかし、シモンズはこれをジャンプしてつかみ取った。これについては、グビザ氏は「素晴らしい打球音でしたが、完ぺきなタイミングでのジャンプです。またしても素晴らしい守備を見せてくれました」と称賛している。

 プレーオフ進出が厳しくなったエンゼルスで、大谷とともに見せ場を作る2人のスター選手。この試合は敗れはしたものの、見せ場を作った。

【動画】大谷の頼もしき同僚・トラウト&シモンズが超美技連発! 解説驚嘆「疑う余地もありませんね」

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