大谷翔平、快足トラウトが生還できない175キロ痛烈右前打 今季21度目マルチ記録

初回、20号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
初回、20号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

第1打席で松井秀喜氏に続いての2人目となるシーズン20本塁打を達成

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地マリナーズ戦に「4番・DH」で11試合連続スタメン出場。第1打席で8試合ぶりとなる20号ソロを放ち松井秀喜氏に続いての2人目となるシーズン20本塁打を達成。第2打席は見逃し三振、第3打席で右前打を放ち今季21度目のマルチとなった。

 初回にトラウトの34号2ランで先制すると、続く大谷が2者連発となるバックスクリーンへ20号ソロを放ち初回に3点を先制。大谷はシーズン10登板、20本、8盗塁をクリアしMLB史上初の快挙を達成した。3回2死一塁で迎えた第2打席は見逃し三振に倒れた。

 1点リードの6回。無死二塁のチャンスで第3打席を迎えると1ボールからの2球目を叩いた打球は強烈な右前打。打球の初速は時速109マイル(約175キロ)を計測した痛烈な当たりに、二塁走者のトラウトが快足を飛ばし一気にホームを踏み一度はセーフの判定だったが、チャレンジで覆りアウトとなった。

(Full-Count編集部)

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