韓国人左腕・柳が快投 ドジャースが首位返り咲き「非常に大事な試合だった」

7回無失点の好投をしたドジャース・柳賢振【写真:Getty Images】
7回無失点の好投をしたドジャース・柳賢振【写真:Getty Images】

地区首位決戦シリーズ初戦を白星で飾る

 ドジャース柳賢振投手が17日(日本時間18日)、本拠地ロッキーズ戦で7回4安打無失点の快投で今季5勝目(3敗)を飾った。チームは熾烈な首位決戦に快勝して地区首位に返り咲き。柳は「今日は非常に大きな試合だった。全てが本当に上手くいった」と勝利を喜んだ。

 上々の立ち上がりを見せた韓国人左腕は、初回2死からアレナドに二塁内野安打を許した後、3回2死からブラックモンに左翼へ二塁打を運ばれるまで打者6人を連続凡退。4回3つ目のアウトから打者7人を連続で退けるなど、散発4安打で三塁を踏ませなかった。

 打線も上手くつながり、11安打で8得点。マンシーに33号3ラン、ピーダーソンが1試合2本塁打を放つなど、マウンド上の柳を援護した。

 柳は試合後「制球も良かったし、序盤から好調だった」と満足げな様子。「僕の目標は常にチームに勝機をもたらすこと」と狙い通りのパフォーマンスで、チームを勝利に導き、地区首位に返り咲かせた。

 大事な首位決戦シリーズ3連戦の初戦を、まずは白星で飾ったドジャース。ここで3連勝を収め、6年連続地区連覇に大きく弾みをつけたい。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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