日ハム2軍で北海道がテーマの企画開催 北海道胆振東部地震の復興支援も
「DJチャス。」も「微力ながら何かのお役に立つことができれば…」
日本ハムは、22日から2軍本拠地の鎌ケ谷スタジアムで行なうイースタン・リーグ公式戦、ヤクルト3連戦(13時試合開始)で秋のファイナルイベント「鎌スタ☆最終シリーズ~今こそ北海道!~」を開催する。
毎年人気の高い北海道をテーマにした企画で、今年は今月6日未明に発生した北海道胆振東部地震の復興支援的な要素も盛り込まれる。恒例の北海道グルメやミニ動物園に加え、22日、24日の両日は「富良野ラベンダーティースペシャルデー」を実施。午前10時からオープンする球場正面広場では「ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社」より特別ブースが出店。北海道素材を使用した飲料水6アイテムが販売され、売上金の全額が被災地へ義援金として届けられる。
またシリーズ3日間、午前11時30分からの内野スタンド開場時には、2Fコンコースにて荒木大輔ファーム監督をはじめ、ファイターズ若手選手たちによる募金活動も実施される予定だ。
謎の二刀流キャラクター「DJチャス。」は「この鎌ケ谷にも一日でも早い北海道の復旧、復興を願う声がたくさん寄せられている。微力ながら何かのお役に立つことができれば……」と経緯を説明。「私たちは元気ですよ!というメッセージが添えられて、芽室後援会からはジャガイモ、ニセコ町からは23日に先着500名にプレゼントされるニセコ高橋牧場ミルク工房飲むヨーグルトなどたくさん送られてきている。鎌スタから北海道の魅力を存分にアピールして、逆に今こそ多くの人に北海道へ足を運んでいただけたら……。あ、オレ? 何か強引な理由をくっつけて今こそ北海道への出張を考えてるところなんだよ」とチャス節を響きかせながらも、いつになく神妙な顔つきでイベントをPRしていた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)