大谷は二刀流の「道を開いた」 強打のレッズ右腕が“感謝”「チャンスくれた」
ローレンゼンは大谷に敬意「僕のような選手により多くのチャンスを与えてくれた」
それでも、ローレンゼンは大谷の活躍を“希望の光“と感じている。「彼のことを嬉しく思うよ。他の選手にも、道を開いたんだ。僕のような選手により多くのチャンスを与えてくれた。彼自身、そして彼が成し遂げたことを尊敬しているよ」。大谷についてこのように話しており、同紙も「彼は常にメジャーリーグで二刀流が可能だと信じている」と記している。
特集によると、ローレンゼンは右翼を1イニング守り、9回に代走で出場したこともあったという。指揮官は「必要とあれば彼を使うよ。おそらく彼はまた本塁打を打つことができると思う」とも言及。名前を挙げたウィンカー、シェブラーを含め、外野手にアクシデントが発生した場合はローレンゼンが「保険」になると考えているという。こういった発想も大谷の活躍があるからこそ生まれたものだと言える。
リグルマン監督は同紙の取材に対して「もし誰かが怪我をしても、彼は外野でプレーできる。他にもできる選手は多くいるが、怪我の恐れがある。フェンスに衝突したり、ボールに飛び込んで行ったりね。彼は非常に運動神経が良いから、そのような事態は避けることができると思う」とも話しており、ローレンゼンの野球選手としての能力を高く勝っていることがうかがえる。
これまでは考えられなかったメジャーレベルでの二刀流。大谷が渡米した今年、その認識は確実に変わり始めている。
(Full-Count編集部)