大谷、来季は「一刀流」 打撃専念でも米メディア期待大「バットで貢献できる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

トミー・ジョン手術が決定も「幸運なことに二刀流のスターはバットを振ることができる」

 エンゼルスは25日(日本時間26日)、大谷翔平投手がオフシーズンの第1週に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けると発表した。手術を受ければ、投手としての復帰は2020年シーズンになると見られる中、米メディアは「幸運なことに二刀流のスターはバットを振ることができる」と打者としての来季の活躍に期待を寄せている。

「エンゼルスのショウヘイ・オオタニはトミー・ジョン手術を受けるが、それでも2019年に打席に立つことになる」と報じたのは米地元紙「USAトゥデー」だ。

 右肘靭帯損傷の影響で、大谷の投手としての今季成績は10試合先発、4勝2敗、防御率3.31に終わった。手術を受けた場合、100マイル(約161キロ)超えの剛速球と宝刀スプリット、スライダーを武器にする本格派右腕の姿は来季は見れない可能性が高い。だが、2019年シーズンの二刀流の男に輝ける希望は残されている。

「肘の靭帯損傷が来季、ショウヘイ・オオタニのロサンゼルス・エンゼルスでの登板を阻むことになる。幸運なことに、二刀流のスターは依然としてバットを振ることができるのだ」

「オオタニは依然としてバットで貢献できる。今季ずっと見せてきたように、2019年もそれが可能だ」

 記事では来季について、打者・大谷の躍動を極めて前向きに報じている。

 今季は打率.280、21本塁打、56打点と活躍し、ア・リーグ週間最優秀選手に2度選出された大谷。新人王有力候補の一人にも名前が挙がっている。打者としてもチームに貢献する男の来季の「一刀流」での挑戦を、米メディアも心待ちにしている様子だ。

(Full-Count編集部)

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