ロッテ・ドラ1安田の本拠地デビューお預け 「今の状態を継続させていきたい」

ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】
ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】

井口監督も期待「若い選手をどんどん使っていきたい」

 ロッテのドラフト1位ルーキー・安田尚憲内野手の本拠地デビューが雨天中止により、27日の楽天戦にずれ込んだ。

 この日の楽天戦は午後4時35分に中止が発表。1軍出場8試合全てビジターだった安田は「仕方ないです。集中し直して、明日いけるように頑張りたい」と切り替えた。

 8月10日に初めて1軍登録され、ビジター8試合にDHでスタメン出場し4安打を放っているが「前回は(速い球を)打ってもファールにしかならなかったが、今回は結構前に飛んでくれる。この前より成長したのではないか」と手応えを口にした。

 2000本安打達成で登録抹消された福浦にかわってプロ入り2度目の昇格を果たした23日の仙台楽天戦から3打数2安打4打点で地元でプロ入り初のヒーローインビューを受けた24日のオリックス戦(京セラドーム)と2試合連続安打をマーク。「この前上がった時よりは、いいスイングができている。今の状態を継続させていきたい。この前は迷惑をかけた。少しはチームに貢献できるよう頑張りたい」と意気込んだ。

 少し後ろに引き気味だったバックススイングをコンパクトに修正したことが飛躍に繋がっている。ステップも少し変え、1軍の速球、変化球に対応でき始めている。三塁の守備も無難にこなすルーキーに井口監督は「(来季へ向け)レギュラーを狙う若い選手を(残り試合)どんどん使っていきたい」と話しており、首脳陣の期待も高まっている。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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