大谷翔平、TJ手術の執刀医はスーパー名医 「医師会選出のベストドクター」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ニール・エラトロッシュ氏は2006年から医師会選出の「米国のベストドクター」

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、今季終了後に靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが発表された。大谷の執刀医は米国で「スーパードクター」に選出されたスーパー名医であることが明らかになった。

 球団はこの日のレンジャーズ戦前に大谷が来週中に右肘にメスを入れることを発表した。

 大谷は手術によって来季、投手としての出場がなくなることに「残念な気持ちはある」としつつ、来季は打者として貢献できるだけに「むしろプラス」と前向きに話したが、執刀医が「スーパードクター」の認定を受けるほどの名医であることが明らかになった。

 球団が発表した執刀医のニール・エラトロッシュ氏はドジャースとNFLラムズのチームドクターを務めており、さらにエンゼルスとNBAロサンゼルス・クリッパーズ、NHLロサンゼルス・キングスとアナハイム・ダックスで整形外科のコンサルタントを兼務している。

 アメリカスポーツ医学整形外科学会(AOSSM)の47代目会長に選出されたエラトロッシュ氏は米国で圧倒的な評価を受けている。

 今季もホワイトソックスのマイケル・コペック投手、ジャイアンツのジョニー・クエト投手、そして、エンゼルスのギャレット・リチャーズ投手の執刀を行っているが、NBAオクラホマシティ・サンダーのスーパースター、ラッセル・ウェストブルックもエラトロッシュ氏に膝の鏡視下手術を受けることになったという。

 数々のトップアスリートから信頼される名医だが、AOSSM公式サイトによると、数々の栄誉にも輝いている。

 医師界選出の「米国のベストドクター」にも2006年から選ばれ続けており、南カルフォルニアにおける投票で2008年から現在まで「スーパードクター」として選出され続けている。

 メディアからの評価も絶大で、医師でありながらも地元紙「ロサンゼルス・デイリーニュース」の企画する「LAスポーツ界で最もパワフルな50人」に、USAトゥデー紙は「MLBで最もパワフルな100人」に選出している。地元メディア「ハリウッド・レポーター」は「ハリウッド最高のドクター」「ロサンゼルスで最高の整形外科医」と絶賛しているという。

 米国内、そして、スポーツ界で絶大な尊敬を集めるスーパードクターの存在は大谷にとっても心強い存在になりそうだ。

(Full-Count編集部)

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