松坂世代のオリ小谷野、ロッテは根元と金沢が…各球団発表、27日の引退は?

引退を発表したオリックス・小谷野栄一【写真:荒川祐史】
引退を発表したオリックス・小谷野栄一【写真:荒川祐史】

中日は2008年ドラフト1位の野本が引退会見

 オリックスの小谷野栄一内野手、ロッテの根元俊一内野手と金澤岳捕手、中日の野本圭内野手が27日、今季限りでの引退を発表した。

 松坂世代の1人、小谷野は創価大から2002年ドラフト5巡目で日本ハム入り。2007年頃から三塁レギュラーに定着し、2009年にはチームのリーグ優勝に貢献。翌2010年は144試合全てに出場し、109打点を挙げて打点王にも輝いた。2014年オフにFA権を行使してオリックスを3年契約を結んで移籍。昨オフに単年契約を結び、今季はここまで69試合に出場し、打率.210と低迷していた。通算1393試合に出場し、打率.264、71本塁打、566打点の成績だった。

 根元は花咲徳栄の3年時に主将として夏の甲子園に出場。東北福祉大を経て、大学・社会人ドラフト3巡目でロッテに入団した。プロ13年目の今季は27試合に出場し、打率.205、0本塁打、3打点。通算837試合に出場し、打率.250、31本塁打、204打点、35盗塁の成績を残した。

 ロッテの金澤は、矢板中央高から2002年ドラフト6位でロッテに入団。2008年に1軍デビューを飾ると、通算176試合に出場。打率.232、1本塁打、27打点の成績を残したが、今季の1軍出場はなかった。

 中日では野本が引退を発表。日本通運から2008年ドラフト1位で中日に入団。俊足の外野手として通算448試合に出場。打率.224、9本塁打、83打点の成績を残したが、今季はわずか7試合の出場にとどまっていた。

■パ・リーグ

【オリックス】
小谷野栄一内野手 引退発表

【ロッテ】
根元俊一内野手 引退発表
金澤岳捕手 引退発表

■セ・リーグ

【中日】
野本圭内野手 引退発表

(Full-Count編集部)

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