“鉄人”岩瀬仁紀がNPB初の1000試合登板 大歓声に涙「こんなに放れるとは」

中日・岩瀬仁紀【写真:荒川祐史】
中日・岩瀬仁紀【写真:荒川祐史】

節目の登板は通算407セーブ目で飾る

■中日 4-3 阪神(28日・ナゴヤドーム)

 中日の岩瀬仁紀投手が28日、ナゴヤドームでの阪神戦で9回に登板し、NPB史上初となる通算1000試合登板を達成した。4-3と1点リードの9回に1死球を当てたが、無安打無失点で今季3セーブ目。プロ20年目の43歳左腕は、万雷の拍手で迎えられたヒーローインタビューで「まさかこんなに放れるとは思わなかった」と話すと、地元ファンの大声援に涙ぐんだ。

 4-3と1点リードで迎えた9回。先頭で迎えた糸原に死球を与えると、大山を中飛で1アウト。同期入団で元チームメイトの福留を一ゴロに打ち取ると、最後は糸井を遊ゴロとし、チームを勝利に導いた。

「1点差で送り出してもらったのは今年初めてだったので、最後はしっかり締めたいと思いました」と仕事を果たすと、NPB初快挙に「うれしいというよりホッとした感じ」と笑顔を浮かべた。

(Full-Count編集部)

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