大谷翔平のルーキーイヤーに敵将が賛辞　「とても才能のある選手だ」

アスレチックスのボブ・メルビン監督が大谷の活躍に賛辞

　エンゼルスの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、本拠地アスレチックス戦に「4番・DH」でスタメン出場する。シーズン最後の3連戦を戦うアスレチックスのボブ・メルビン監督は「彼は素晴らしい先発投手でもあるが、周囲を驚かせたのは打撃だと思う。彼はとても才能のある選手だ」と、大谷のルーキーイヤーを称賛した。

　右肘靭帯のケガもありながら大谷はメジャー1年目のシーズンで投打の二刀流を実現。シーズン終盤には打者として圧巻の活躍を続けている。メルビン監督は「彼がどのような打者か知らなかった。彼の日本での成績を見て、スプリングトレーニングでも少し見て、ビデオも見た。我々相手に登板もしたし、打席にも立ったが、彼は本当に中軸打線の脅威だ」と、敵ながら大谷の活躍を称えた。

　投手、野手としてトップクラスの活躍を見せる大谷に指揮官は「我々が思っていたよりもずっと走塁も良い。彼は素晴らしい先発投手でもあるが、周囲を驚かせたのは打撃だと思う。彼はとても才能のある選手だ」と、打者としての活躍を高く評価していた。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）