阪神・藤浪が849日ぶり完封勝利 9回5安打7Kで中日打線圧倒 打席でも2安打

藤浪が2年ぶり完封勝利
藤浪が2年ぶり完封勝利

2016年6月2日の楽天戦以来、2年ぶり完封劇

■阪神 4-0 中日(29日・ナゴヤドーム)

 阪神の藤浪晋太郎投手が29日、ナゴヤドームでの中日戦で9回5安打7奪三振2四球無失点の快投で、2年ぶり完封勝利を挙げた。2016年6月2日の敵地での楽天戦以来849日ぶり、自身6度目の完封劇で今季5勝目。4-0でチーム4連敗を阻止した。

 藤浪は2点リードの初回、先頭・平田に四球を与えたが、続く京田を補邪飛に打ち取ると、打者6人を連続凡退。3回には先頭松井に左翼へ二塁打を運ばれ、送りバントで三塁まで進めたが、後続を打ち取り得点を許さなかった。4回と5回を無失点に抑えると、4-0の6回には2死一、三塁とピンチを招いたが、最後はアルモンテを二ゴロに仕留めた。

 7回のマウンドに戻ると、福田を空振り三振、亀澤を一ゴロ、松井を空振り三振と3者凡退。8回には今季限りで現役を退く野本を一ゴロに仕留めると、この回も3者凡退で終えた。2年ぶり完封を目指して戻った9回には、先頭・大島にストレートの四球を与え、1死からアルモンテに中前打で一、三塁とピンチを招いたが、後続を抑えて完封勝利を手に入れた。

 打席でも、5回にセンターへタイムリー二塁打を運び、9回には通算1001試合登板の岩瀬から右前打を放ち、マルチ安打を記録した。

(Full-Count編集部)

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