前田健太、2球で2アウト取り5ホールド目　ド軍はPO進出決定、地区Vにも望み

8回途中から登板で好投、元GマイコラスのカージナルスはPO進出ならず

　ドジャースの前田健太投手は29日（日本時間30日）、敵地ジャイアンツ戦の8回途中から4番手で登板。打者2人を2球で片付け、今季5ホールド目を挙げた。ドジャースは10-6で勝利し2連勝。日本時間9時10分から本拠地ナショナルズ戦に臨む首位ロッキーズに0.5ゲーム差とし、ワイルドカード争いでは元巨人マイコラスの快投で勝利した3位カージナルスと残り1試合で2ゲーム差としてプレーオフ（PO）進出を決めた。

　ドジャースはエース左腕カーショーが5回5失点と苦戦しながらも、打線が8回にマチャドの適時三塁打で勝ち越し。1点リードの8回は3番手左腕ウッドが続投し、先頭パニックを左直に仕留めた。そして、右打者のロンゴリアを迎えて前田がマウンドへ。ロンゴリアは初球のスライダーで補ゴロ。捕手の目の前に転がる打球でロンゴリアは走らず、ファウルを主張したが、タッチされたアウトとなった。

　そして、続くハンドリーも初球の直球を打って二飛。わずか2球で2アウトを取ると、ドジャースは9回に4点を追加。9回はロスカップが走者を出し、守護神ジャンセンが登板したが、逃げ切ってドジャースは2連勝。残り1試合でプレーオフ進出を決め、地区優勝へも望みをつないだ。前田は防御率3.83とした。

（Full-Count編集部）