ナ・リーグ歴史的大接戦　中＆西の2地区で2日に地区Vかけワンデープレーオフ

162試合で決着つかず…ドジャース-ロッキーズ、カブス-ブルワーズが決戦へ

　メジャーリーグは9月30日（日本時間1日）にレギュラーシーズン最終戦が行われ、同率首位で2チームが並んでいたナ・リーグの西地区、中地区はともに決着がつかず。1日（同2日）に地区優勝を決めるためのワンデープレーオフが行われることになった。

　西地区では、前日にロッキーズに追いついていたドジャースが、敵地でジャイアンツに15-0で圧勝。序盤から猛攻を見せて一気に試合を決め、地区6連覇へ望みをつないだ。前田健太投手の登板はなかった。一方、ロッキーズも本拠地でナショナルズに12-0で快勝。ともに91勝71敗でシーズンを終えた。

　一方、中地区ではカブスがカージナルスに10-5で勝利。先制される苦しい展開となったものの、逆転に成功して白星を掴んだ。ブルワーズはタイガースに11-0で快勝。こちらは危なげなく勝利した。2チームは95勝67敗で並んでレギュラーシーズンを終えた。

　162試合では決着がつかず、2地区でワンデープレーオフが開催されることが決定。西地区はドジャースの本拠地ドジャースタジアム、中地区はカブスの本拠地リグレー・フィールドで地区優勝決定戦を行う。勝利したチームは地区シリーズに進み、敗れたチーム同士は一発勝負の2日（同3日）のワイルドカードゲームに挑むことになる。

　なお、中地区で優勝したチームはリーグ最高勝率となるため、地区シリーズではワイルドカードゲームの勝者と対戦。西地区で優勝したチームは東地区王者のブレーブスと地区シリーズを戦う。

（Full-Count編集部）