大谷、辞任のソーシア監督に改めて感謝「素晴らしい監督と毎日感じていた」

エンゼルス・大谷翔平とマイク・ソーシア監督【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平とマイク・ソーシア監督【写真:Getty Images】

二刀流のよき“理解者”に「毎日球場に来るのが楽しかった」「本当に感謝したい」

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督が、9月30日(日本時間1日)の本拠地アスレチックス戦後に辞任を表明。試合後には、大谷も「本当に素晴らしい監督」と感謝した。

 9回先頭の大谷のヒットから、最後はワードの劇的な逆転弾で5-4でのサヨナラ勝利を飾った今季最終戦。選手から最高の“プレゼント“をもらったソーシア監督は「間違いなく、私にとっても球団にとっても正しい選択」として、19年間指揮したエンゼルスの監督の座から退くことを表明した。

 二刀流の良き“理解者”でもあったソーシア監督が退任することで、来季以降は違う指揮官のもとでプレーすることになる大谷。感謝の気持ちを忘れることはない。

「入団のときのミーティングから始まって、(出会ってから)1年もないんですけど、本当に楽しく毎日野球ができたのも監督のおかげじゃないかなと思います。チームメートもそうですし。本当にやりやすくといいますか、毎日球場に来るのが楽しかったですし、そういう環境を作ってくれて本当に感謝したいなと思っています。本当に素晴らしい監督だなと毎日感じていました」

 オフに右肘靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けるため、来季は打者に専念することになる大谷。ただ、ソーシア監督がメジャー1年目で二刀流の道筋を作ったことで、投手復帰する2020年以降も投打での活躍が期待できそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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