元Gマイコラスが米復帰1年目で最多勝 シャーザー&レスターと並ぶ18勝

カージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
カージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

29四球は規定投球回到達者で最少、チームの勝ち越し数と同じ貯金「14」

 メジャーリーグは1日(日本時間2日)のレギュラーシーズンの全日程を終えた。ナ・リーグの中地区、西地区で優勝が決まらず、史上初めて同日に2試合のワンデープレーオフを開催。中地区ではブルワーズがカブスを破り7年ぶりの優勝を決めると、ドジャースは前田健太投手の好投もあってロッキーズを下し、6連覇を決めた。個人タイトルも決まり、巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が18勝(4敗)で最多勝に輝いた。

 マイコラスはメジャー復帰1年目の今季、序盤から好投を続けて白星を積み重ねた。防御率2.83はリーグ4位。一流先発投手の1つの目安である200イニングにも到達(200回2/3)し、四球数は規定投球回到達者でメジャー最少の「29」と抜群の制球力が光った。

 18勝はサイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザー(ナショナルズ)、ジョン・レスター(カブス)というメジャーを代表する投手に並んでリーグトップタイ。カージナルスはプレーオフ進出はならなかったものの、マイコラスは一人でチームの勝ち越し数と同じ貯金「14」を稼ぎ、復帰1年目で最多勝に輝いた。勝率.818もトップだった。

 昨オフには2年総額1550万ドル(約17億円)の契約を結んでいたマイコラス。来季も同じような成績を残せば、2020年以降の年俸は跳ね上がることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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