重要な役割果たす前田健太 6連覇貢献で監督も絶賛「この上なく誇りに思う」

ロッキーズ戦に登板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦に登板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

地区優勝決定戦で好投「彼は重要なイニングを投げてくれている」

 ドジャースは1日(日本時間2日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたロッキーズとのワンデープレーオフに5-2で快勝。6年連続での地区優勝を決めた。前田健太投手は8回途中から4番手で登板し、打者2人を完璧に抑えて勝利に貢献。重要な局面で前田を起用しているデーブ・ロバーツ監督は「ケンタはグレートだった」と称えている。

 前田は5点リードの8回1死一塁の場面で登板し、ルメイヒューをスライダーで三ゴロ、ダールは空振り三振と快投。ガッツポーズを繰り出して雄叫びをあげた。このイニング、ドジャースは1死から左腕アレクサンダーを投入したものの、左打者のブラックモンにヒットを浴びていた。しかし、ここでマウンドに上がった前田が見事に後続を断った。

 ロバーツ監督は「ケンタはグレートな活躍だった。グレートだ。彼は(これまでにも)重要なイニングを投げてくれている。彼を大事な場面で(マウンドに)送り込み、彼は切り抜けてくれた」と絶賛。そして、「この上なくケンタのことを誇りに思う」と続けた。

 この日も9回に2本塁打を浴びるなど、守護神ジャンセンには不安が残る中、30年ぶりの世界一へ向けて、ポストシーズンでもリリーバー前田に大きな期待がかかる。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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