ロッキーズが9年ぶり地区シリーズ進出! カブスとの延長13回死闘制す

適時二塁打を放ったロッキーズのトニー・ウォルターズ【写真:Getty Images】
適時二塁打を放ったロッキーズのトニー・ウォルターズ【写真:Getty Images】

延長13回2死一、三塁で途中出場のウォルターズが決勝打

■ロッキーズ 2-1 カブス(日本時間3日・シカゴ)

 ロッキーズが、カブスとのワイルドカードゲームを制して地区シリーズ進出を決めた。2日(日本時間3日)、カブスの本拠地リグレーフィールドで行われた一発勝負の決戦。ナ・リーグ西地区でドジャースに続く2位だったロッキーズは1-1で迎えた延長13回、ウォルターズが中前への適時二塁打を放ち、これが決勝点。1点を争う大接戦を制し、ブルワーズとの地区シリーズに駒を進めた。

 ロッキーズは初回、今季18勝をマークして最多勝に輝いたカブス先発レスターの不安定な立ち上がりをつかまえた。先頭のブラックモンが四球で出塁、ルメイユが二塁打で続き、いきなり無死二、三塁のチャンスを掴んだ。続くアレナドが中堅への犠飛を放って1点を先制した。

 2回以降は落ち着きを取り戻したレスターの前にゼロ行進が続いたロッキーズ打線。6回までわずか4安打、9つの三振を奪われたが、先発のフリーランドが7回途中までカブス打線を4安打無失点に抑える好投を見せた。8回に2番手オッタビーノが同点とされたが、投手陣がカブスに勝ち越しを許さずに延長戦に突入した。

 延長10回からは元阪神の呉昇桓が登板。回を跨ぎ1回2/3を無失点に抑える好リリーフを見せると、13回についに決勝点が生まれた。2死からストーリー、パーラの連打で一、三塁とすると、ウォルターズが中前へ決勝の適時打。1点を勝ち越すと、その裏をオーベルグが封じて逃げ切った。

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