元阪神のロッキーズ呉昇桓が好救援 回跨ぎで1回2/3を無失点

ロッキーズの呉昇桓【写真:Getty Images】
ロッキーズの呉昇桓【写真:Getty Images】

試合は1-1のまま延長12回にもつれ込む接戦に

■カブス – ロッキーズ(日本時間3日・シカゴ)

 元阪神でロッキーズの呉昇桓投手が、一発勝負の大一番で好リリーフを見せた。2日(日本時間3日)に行われたワイルドカードゲームの敵地でのカブス戦。同点のまま突入した延長10回に登板した韓国人右腕は回を跨ぎ、1回2/3を無失点に抑えた。

 1点を争う息詰まる接戦となった一発勝負のワイルドカードゲーム。1-1の延長10回に、ロッキーズのマウンドに上がったのは、元阪神の呉昇桓だった。この回先頭のゾブリストを遊ゴロに打ち取ると、続くブライアントは、三塁アレナドのファインプレーで三ゴロに。最後はゴアを空振り三振に斬って取り、1イニングを見事に3者凡退に打ち取った。

 回を跨ぎ延長11回もマウンドに上がった呉。先頭のバエスに四球を与え、アルモラJr.の犠打で1死二塁とされると、マーフィーは敬遠。1死一、二塁でコントレラスを三ゴロに打ち取ったところで降板した。残る2死一、二塁も、代わったルーシンが凌いだ。

 シーズン中にブルージェイズからロッキーズへと移籍した今季の呉。2球団で73試合に投げて6勝3敗9セーブ、防御率2.78と好成績を残している。両チームの投手が踏ん張り、試合は延長12回にもつれ込んでいる。

(Full-Count編集部)

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