ロッテ安田が本拠地初安打 来季へ新人王資格維持の方針も「できる限りやる」

ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】
ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】

60打席到達は目前も「まだ何も聞いてない」

■西武 6-3 ロッテ(4日・ZOZOマリン)

 ロッテのルーキー安田尚憲内野手が本拠地で初安打を放った。4日の西武戦(ZOZOマリン)に「6番・DH」で先発。2日のヤフオクドームでのソフトバンク戦でプロ初本塁打を放った勢いを持続し、2回1死一塁の場面で西武のルーキー伊藤翔の142キロ直球を右中間へ二塁打した。4回にも中前打で今季2度目のマルチ安打。無死満塁のチャンスを作った。

 今季はこの試合の前まで14試合で51打席。4回の中前打は53打席目で、5、7回と凡退して55打席になった。来季の新人王資格(60打席以内)を失わないよう、井口監督も起用に配慮するようだが、安田自身は「まだ何も聞いていない。仙台遠征にも行きます。出場できる限りはしっかりやる。(2回の右中間への当たりが)ホームランになるような選手にならないと」と話す。19日開幕のU-23W杯(コロンビア)にチームメートの種市、成田と選ばれており、期待も高い。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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