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先発投手に圧倒的な存在なし、主要4冠受賞者割れる …パ投手タイトル争い

両リーグの投手のタイトル争いも最終盤を迎えている。パ・リーグでは先発、救援ともにタイトルがほぼ固まりつつある。パ・リーグの主要投手タイトルの状況を見ていこう。

西武・多和田真三郎【写真:荒川祐史】
西武・多和田真三郎【写真:荒川祐史】

セーブ王もホークス森が初の獲得、奪三振は楽天則本5年連続

 両リーグの投手のタイトル争いも最終盤を迎えている。パ・リーグでは先発、救援ともにタイトルがほぼ固まりつつある。パ・リーグの主要投手タイトルの状況を見ていこう。

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先発投手部門

〇勝利
1多和田真三郎(西)16
2菊池雄星(西)14
3ボルシンガー(ロ)13
3石川柊太(ソ)13
5千賀滉大(ソ)12

 西武の多和田、菊池両投手の争いになっているが、西武の残り試合は「1」。多和田の初めての最多勝が当確。ロッテは7試合を残しているが、ボルシンガーはすでに帰国している。ソフトバンクは4試合あるため、石川、千賀の両投手が追いつく可能性は残されているが、実質的には多和田の最多勝が決定している。

〇勝率
1ボルシンガー(ロ).867(13勝2敗)
2菊池雄星(西).778(14勝4敗)
3多和田真三郎(西).762(16勝5敗)
4石川柊太(ソ).684(13勝6敗)
※千賀滉大(ソ).632(12勝7敗)
※岸孝之(楽).733(11勝4敗)

 勝率は規定投球回数ではなく「13勝以上」が条件。ボルシンガーに届く投手はいないため、規定投球回数未達だが、勝率のタイトルもほぼ決定している。千賀、岸も13勝の可能性も残ってはいるがボルシンガーを上回ることはない。

〇奪三振
1則本昂大(楽)178
2千賀滉大(ソ)160
3岸孝之(楽)159
4菊池雄星(西)153
5上沢直之(日)151

 奪三振は楽天の則本が5年連続でのタイトルが当確。ソフトバンク千賀、楽天の岸は、あと1回先発が予定されているが、それでも届かない。

〇防御率
1岸孝之(楽)2.72
2菊池雄星(西)3.08
3上沢直之(日)3.16
4マルティネス(日)3.51
5西勇輝(オ)3.60

 防御率も楽天・岸で決まりか。岸の防御率1位は初。元同僚の西武、菊池はあと1回先発する可能性があるが、完封しても防御率は2.92で届かない。岸が最終登板で崩れれば、菊池にも可能性は出てくるが……。

 今季のパの先発投手は、圧倒的な活躍をした投手がいなかったために主要4タイトルの受賞者が割れることになりそうだ。

・救援投手部門

〇セーブ
1森唯斗(ソ)36
2増井浩俊(オ)35
3内竜也(ロ)25
4ハーマン(楽)18
4石川直也(日)18

 セーブ数はソフトバンクの森とオリックスの増井の争いだが、ソフトバンクは残り4試合、オリックスは1試合。4日の試合で増井がセーブに失敗し森の初タイトルが確定した。

〇ホールドポイント
1宮西尚生(日)40
2山本由伸(オ)36
3加治屋蓮(ソ)35
4青山浩二(楽)29
5松永昂大(ロ)28

 最優秀中継ぎ選手はホールドと救援勝利の合計であるホールドポイントで争われる。残り試合の関係で、この部門も宮西のタイトルが決定している。2016年に続いて2回目の最優秀中継ぎ投手。

 宮西は新人の年から11年連続で50試合以上登板。今季、通算のホールド数、ホールドポイント数で巨人の山口哲也を抜いて史上1位に躍り出た。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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