元阪神の呉昇桓、プレーオフ初登板は1/3回2失点 救援失敗でホロ苦デビュー

ブルワーズ戦に登板したロッキーズ・呉昇桓【写真:Getty Images】
ブルワーズ戦に登板したロッキーズ・呉昇桓【写真:Getty Images】

無死満塁から第1戦殊勲のムスタカスに適時打許す

■ブルワーズ 4-0 ロッキーズ(日本時間6日・ミルウォーキー)

 元阪神でロッキーズの呉昇桓投手が5日(日本時間6日)、敵地で行われたブルワーズとの地区シリーズ第2戦でプレーオフ初登板を果たした。1点を追う8回に4番手としてマウンドに上がったが、1/3を投げて2安打1四球で2失点。待望の大舞台はホロ苦の登板となってしまった。

 1点を追う8回裏。ロッキーズは3番手のマスグローブが先頭イエリッチに四球を与え、1死も奪えずマウンドを下りる。ここで白羽の矢が立ったのが呉だった。

 火消しを期待された呉だが、最初の打者ブラウンに右前打、続くアギラールに四球で無死満塁の大ピンチ。ここで第1戦にサヨナラ打を放ったムスタカスに右翼へタイムリーを運ばれて1失点。なおも満塁でペレスを空振り三振に仕留めたところで、5番手ラシンにマウンドを譲った。

 だが、ラシンが2死満塁からクラッツに左翼へ2点タイムリーを許し、試合を決められた。

 一発勝負のワイルドカードゲームに勝利したロッキーズだが、2連敗で早くも敗退の危機を迎えた。7日(同8日)の第3戦から本拠地クアーズフィールドに戦いの場を移す。ホームの地の利を生かして、巻き返しを図りたい。

(Full-Count編集部)

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