昨季覇者アストロズが逆転勝利 2連勝で地区S突破王手 コール7回12K1失点快投

インディアンス戦で快投を見せたアストロズ・コール【写真:Getty Images】
インディアンス戦で快投を見せたアストロズ・コール【写真:Getty Images】

6回にゴンザレスが殊勲の逆転2点タイムリー、コールはPO初勝利

■アストロズ 3-1 インディアンス(日本時間7日・ヒューストン)

 アストロズは6日(日本時間7日)、本拠地での地区シリーズ第2戦でインディアンスに3-1で逆転勝ちし、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。先発コールは7回を3安打12奪三振1失点(自責1)と快投し、プレーオフ通算3度目の登板で初勝利。打っては、1点を追う6回にゴンザレスが値千金の2点タイムリー二塁打を右翼に運んで逆転し、7回にはブレグマンが2戦連続ソロ弾でリードを広げて2連勝を飾った。

 アストロズ先発コールは初回を3者凡退とすると、2回先頭のエンカーナシオンに右翼へヒットを運ばれるも、この回も無失点とした。0-0で迎えた3回、2死からリンドーアに右翼へソロ弾を許し、1点を先制される。だが、その後は5回1死からカブレラに左前打を許したのみ。7回を投げ終えて降板するまで打者8人を連続で退けた。

 打線は、インディアンス先発カラスコに苦戦し、5回まで走者は出すものの連打で続けず。だが、6回に先頭アルトゥーベが三塁内野安打で出塁すると、ブレグマンが四球。1死一、二塁から打席に立ったゴンザレスが、直前に変わったばかりの2番手ミラーから右翼へ2点二塁打を弾き返し、逆転に成功した。8回にはブレグマンが2試合連続となるソロ弾を左中間に叩き込み、2点リードを奪った。

 最後は8回2死からマウンドに上がった守護神オスナが仕事を果たし、アストロズは2連勝でシリーズ突破に王手を掛けた。

 今季世紀ワールドシリーズ連覇を果たしたチームはない。1998年からV3を果たしたヤンキース以来となる世界一連覇に向けて、アストロズが上々のスタートを切っている。

(Full-Count編集部)

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