ヤ軍サバシアが来季も現役続行に意欲 「必要としてくれるならどこへでも行く」

現役続行に意欲を示したヤンキースのCC・サバシア(中央)【写真:Getty Images】
現役続行に意欲を示したヤンキースのCC・サバシア(中央)【写真:Getty Images】

地区シリーズ第4戦に先発するベテラン左腕CC・サバシア

 ヤンキースは8日(日本時間9日)、本拠地での地区シリーズ第3戦でレッドソックスに1-16で大敗し1勝2敗と王手をかけられた。9日(同10日)の第4戦にはCC・サバシア投手が先発する。通算246勝を挙げるベテラン左腕は来シーズンも現役続行を希望している。ニューヨークの地元紙「ニューズデイ」が伝えている。

 今季シーズン途中にワールドシリーズ制覇を果たしたら引退する可能性を示唆していたCC・サバシア投手。同サイトは地区シリーズ第4戦に先発する左腕が「彼ら(レッドソックス打線)のことはよくわかっているよ。何度も対戦してきたからね。彼らについては、スカウティングレポート(に載っている情報)よりも理解している」と自信を見せている様子をレポートしている。

 記事では今季9勝7敗、防御率3.65の成績を残した左腕を「良くも悪くもないシーズン」としながらもシーズン最終登板となったレイズ戦での好投がアーロン・ブーン監督の目に留まり第4戦に抜擢されたことを言及している。

 さらに今季で契約が終了し、現役引退も示唆していた左腕が「まだプレーしたい。まだ投げていたんだ。間違いなく貢献できるし、打者からアウトもとれる。自分を必要としてくれるチームがあるならどこへでも行く」と一転して現役続行を口にしたことを伝えている。

 2009年にヤンキースを世界一に導き通算246勝153敗、防御率3.70の成績を残す左腕にブーン監督も「明日に向けてすっかり準備が整っていると思う。安心して彼にマウンドを託せる。この先何年も登板することを彼が望んだとしたら、活躍できると思う。彼の膝の状態が良い限りはね」と期待を込めている様子を伝えている。

(Full-Count編集部)

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