Rソックス右腕が7度の100マイル超でヤ軍圧倒 大谷抜き先発トップの“快速王”

ヤンキース相手に快投したRソックスのネイサン・イオバルディ【写真:Getty Images】
ヤンキース相手に快投したRソックスのネイサン・イオバルディ【写真:Getty Images】

初回に対戦したジャッジ相手に2度の100マイル超え

■レッドソックス 16-1 ヤンキース(日本時間9日・ニューヨーク)

 レッドソックスは8日(日本時間9日)、敵地での地区シリーズ第3戦でヤンキースを16-1で大勝。2勝1敗とし王手をかけた。先発のネイサン・イオバルディ投手は7回5安打1失点の快投を見せ勝利に貢献。また、この試合で100マイル超えを7回記録。エンゼルスの大谷翔平を抜き今季1試合で100マイル超えを最も記録した先発投手となった。

 1勝1敗で迎えた大一番で圧巻の投球を見せた。初回1死走者なしで迎えたジャッジの2ボール2ストライクから投じた7球目の直球が100マイル(約161キロ)を計測。さらに右直に打ち取った9球目には100.9マイル(約162キロ)を計測するなど初回からエンジン全開でヤンキース打線を封じた。

 7回で降板するまでに100マイル超えを記録したのは実に7球。MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデービッド・アドラー記者は自身のツイッターで「今シーズン先発投手の中で、1試合で最も100マイル以上を投げた回数」とコメントを添え、今季の100マイル超え投手を公開。

 これまではエンゼルスの大谷が4月24日(同25日)のアストロズ戦で計測した6球がトップだったが、イオバルディが7度の100マイル超えを達成しトップに浮上したことを伝えている(救援投手が先発した継投は除く)。

 ヤンキースを窮地に追いやった右腕の快投に、ヤンキースタジアムに集まったファンはため息がこぼれていた。

(Full-Count編集部)

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