崖っぷちヤンキース、田中将大はブルペン待機「終わりと言われるまで投げ続ける」

ヤンキース・田中将大【写真:AP】
ヤンキース・田中将大【写真:AP】

レッドソックスが2勝1敗で地区S勝ち抜けに王手

■ヤンキース – レッドソックス(日本時間10日・ニューヨーク)

 ヤンキースは9日(日本時間10日)、本拠地にレッドソックスを迎え、地区シリーズ第4戦を戦う。ここまで対戦成績は1勝2敗で、この日敗れたら地区シリーズ敗退が決まる背水の陣。田中将大投手はブルペン待機を命じられ、「終わりだって言われるまで投げ続けるつもりです。マウンドに行ったら」と、勝利のために全力を注ぐことを誓った。

 試合前はいつもと変わらずキャッチボールなどで状態を整えた。試合は、負ければ終わりという必勝体制。田中はブルペン待機という慣れない役割を与えられたが、「こっちに来てはないですけど、日本時代に何試合かやったことがあるので、まったくの初めてではない。そこに関しては経験不足はもちろん経験不足ですけど、初めてではないので。感じはわかっているつもりです」と自信はある。

 楽天時代は、レギュラーシーズンでは2008年、2009年、2013年に1試合ずつ救援登板し、いずれもセーブを挙げている。最後にブルペンからマウンドに向かったのは、2013年に巨人と戦った日本シリーズ第7戦。この時は3点リードの9回に登板して無失点に抑え、胴上げ投手となっている。

 リリーバー田中の出番が回ってくるのか否か。崖っぷちヤンキースが生き残りを懸けて勝負に挑む。

(Full-Count編集部)

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