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ハム大田、ひと振りに賭ける矢野先輩の魂を継承「これが伝統になれば」

日本ハムの大田泰示外野手が10日、矢野謙次外野手の引退試合で魂のヘッドスライディングを見せた。

日本ハム・大田泰示【写真:石川加奈子】
日本ハム・大田泰示【写真:石川加奈子】

一塁に頭から滑り込み内野安打 矢野の現役最後の打席をお膳立て

■日本ハム 5-4 ロッテ(10日・札幌ドーム)

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 日本ハムの大田泰示外野手が10日、矢野謙次外野手の引退試合で魂のヘッドスライディングを見せた。

 1点リードの7回1死、ショート左へのゴロを放つと、一塁へ頭から滑り込み、内野安打を勝ち取った。

 「(矢野の)代打の話も出ていたし、何とか塁に出たかった。お世話になった先輩の前で打ちたかった。本当は二塁に行ければ良かったけれど」。最後の打席を代打で迎えようとしていた先輩に、良い場面を演出したいという一心だった。

 その思いに応えるように2死後に代打に登場した矢野は、左前打を放つ。「さすがだと思います。いつも通りしっかり準備をして、変わらない姿で、打つべき時に打っている。それが矢野さん」と大田は走りながら尊敬する先輩の最後の打席をしっかり目に焼き付けた。

 巨人時代も一緒に過ごしただけに、思い入れは強い。引退セレモニーで花束贈呈した時には、抱き合って大粒の涙をこぼした。「ジャイアンツ時代から変わらない姿を見ていたし、野球への思いを分かっていたので。ユニホーム姿は最後だったので感動的だったし、嬉しかったですね」とその時の心境を明かした。 

 手を抜くことなく準備をし、ひと振りに懸けてきた先輩の姿勢を継承する。「しっかり見せてくれたので見習っていきたい。これが伝統になればいい。引退した後にどれだけ僕らが続けていけるかが大切」と誓った。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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