アストロズ、PS13戦連続弾でリーグ優勝決定S先勝 元DeNAグリエルも3ラン

アストロズ・グリエルが3ラン本塁打を放つ【写真:Getty Images】
アストロズ・グリエルが3ラン本塁打を放つ【写真:Getty Images】

レッドソックスとの100勝対決第1R勝利、バーランダーも6回2失点の好投

■アストロズ 7-2 Rソックス(日本時間14日・ボストン)

 ア・リーグ優勝決定シリーズの第1戦が13日(日本時間14日)、ボストンのフェンウェイパークで行われ、昨季世界一のアストロズがレッドソックスに7-2で勝利。ベテラン右腕のバーランダーが6回2安打2失点と好投し、左腕セールとのエース対決を制した。

 レギュラーシーズン108勝のレッドソックスと103勝のアストロズが激突するア・リーグ頂上決戦。先制したのはアストロズだった。2回にスプリンガーが2点タイムリーを放ち、セールから2点をもぎ取った。セールは4回1安打2失点4四球5奪三振で降板。バーランダーも強打のレッドソックス打線を4回まで抑え込んだ。

 しかし、5回にバーランダーが突如制球を乱し、満塁のピンチでモアランドにこのイニング3個目の四球。まさかの押し出しで1点差とされると、さらに暴投で1点を失い、同点となった。

 なおも2死二、三塁とピンチが続いたが、ベニンテンディは外角への直球で見逃し三振。際どいコースだったため、コーラ監督がベンチから飛び出して猛抗議し、退場となった。

 直後の6回、アストロズはレッドソックス三塁ヌネスのエラーもあり、無死一、二塁の好機を作る。ホワイト、ゴンザレスは凡退するも、コレアが右腕ケリーからセンターへしぶとく落とすタイムリー。勝ち越しに成功した。

 アストロズはバーランダーが6回で降板し、7回はプレスリー、8回はマカラーズJrが無失点。レッドソックスは8回に元広島のブレイシアを投入し、2四死球もマルドナードを併殺に仕留めて1回を無失点に抑えた。

 9回にはレディックがレッドソックス右腕ワークマンからソロ本塁打で貴重な追加点。アストロズはこれで昨季からポストシーズン13試合連続本塁打となった。さらに、元DeNAのグリエルが3ランを放ち、試合を決めた。強力打線を投手陣が抑え込み、最後は打線も爆発したアストロズが敵地で白星スタートを切った。

【動画】元DeNAグリエルが逆方向に3ランを叩き込む!

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