Rソックス勝利、リーグ優勝決定Sは1勝1敗に 元広島ブレイシアはPS5戦連続無失点

5試合連続無失点を記録したレッドソックス・ブレイシア【写真:Getty Images】
5試合連続無失点を記録したレッドソックス・ブレイシア【写真:Getty Images】

アストロズはPS新記録の14戦連続本塁打も…1勝1敗のタイで第3戦はヒューストンへ

■Rソックス 7-5 アストロズ(日本時間15日・ボストン)

 ア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第2戦が14日(日本時間15日)、ボストンのフェンウェイパークで行われ、レッドソックスが昨季世界一のアストロズに7-5で勝利。接戦をモノにして本拠地での2連戦を1勝1敗のタイとした。1点を追う2回にブラッドリーJrが3点二塁打を放ち逆転。元広島のブレイシアが1回無安打無失点1四球に抑えるなど救援陣が無失点でつなぎ、逃げ切った。16日(同17日)からはアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで3連戦を行う。

 レッドソックスの先発は、豊富な実績を誇りながらポストシーズン10試合先発で0勝9敗、防御率6.03と結果の出ていない先発プライス。初回は無失点に抑えると、その裏に打線がアストロズ先発コールからベニンテンディ、ディバースのタイムリーで2点を先制した。

 しかし、プライスは直後の2回にスプリンガーに2点タイムリーを浴びて同点。さらに、3回にはゴンザレスの勝ち越しの2ランを浴びた。アストロズはこれで昨年からポストシーズン14試合連続ホームラン。ナ・リーグ時代の2001~04年にかけて同球団がマークしたメジャー記録を更新した。

 それでも、レッドソックスはその裏に2死満塁の好機を作り、ブラッドリーJrがグリーンモンスター直撃の二塁打。走者一掃の逆転3点タイムリーとなった。

 プライスは4回を3者凡退に抑えると、5回2死一、二塁でゴンザレスを迎えたところで降板。ポストシーズン11試合目の先発でも勝利投手になることはできなかったが、2番手バーンズがゴンザレスを空振り三振に仕留めてリードを守った。

 バーンズが6回も3者凡退の好投を見せると、7回には元広島ブレイシアがマウンドへ。スプリンガーを右飛、アルトゥーベを中直で2アウト。ブレグマンには四球を与えたものの、グリエルを遊ゴロに仕留めて無失点に抑えた。ブレイシアはこれでポストシーズン5試合連続無失点とした。

 レッドソックスは7回にもアストロズの捕手マルドナードの捕逸で1点を追加。8回には先発投手のポーセロが3者凡退に抑えると、その裏にベッツのタイムリーで1点を加え、9回は守護神キンブレルが締めて白星を掴んだ。1勝1敗のタイとして敵地ヒューストンに乗り込む。

(Full-Count編集部)

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