ドジャース、2年連続のWS進出に王手 カーショー快投、7回1失点&13打者連続アウトも

圧巻の投球を披露したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
圧巻の投球を披露したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

ブルワーズは先発投手が打者1人で交代の奇策も…カーショーの前に打線沈黙

■ドジャース 5‐2 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地でのリーグ優勝決定シリーズ第5戦ブルワーズ戦に5-2で快勝し、3勝2敗として2年連続ワールドシリーズ(WS)進出に王手をかけた。第1戦で4回途中5失点と炎上し、黒星を喫していたエース左腕クレイトン・カーショーが7回3安打1失点9奪三振2四球の快投。3回途中から13打者連続アウトに仕留めるなど圧巻の投球を見せた。前田健太投手は登板しなかった。

 ブルワーズは初回、先発マイリーが先頭ベリンジャーに四球を与えると、わずか1人で投手交代。ウッドラフが引き継ぎ、好投を続ける。すると、ブルワーズは3回、1死からアルシアがレフト前ヒットで出塁し、ウッドラフは四球の後、ケインが適時二塁打。カーショーから1点をもぎ取った。

 しかし、ドジャースは5回、テイラーがヒットと相手エラーで二塁まで進むと、三盗に成功。1死からバーンズがセンター前に弾き返し、同点に追いついた。さらに、6回はヒットと死球で1死二、三塁としてマンシーが勝ち越しタイムリー。代打プイグもタイムリーを放ち、2点を勝ち越した。

 カーショーは点を取られた3回以降はほぼ完璧な内容。4回以降は1人の走者も出さずに3回2死から7回まで13打者連続アウトに仕留めた。7回には四球で出塁し、ベリンジャーの左中間二塁打で三塁まで激走。ターナーのタイムリーで4点目のホームを踏んだ。ドジャースはこの回、ドジャーの内野ゴロの間に5点目も加えた。

 点差が開いたため、打席に立ったカーショーはここで降板。8回はバエスが抑えると、9回はファーガソン、マドソン、ジャンセンとつないで逃げ切り。3勝2敗と王手をかけて、19日(同20日)の第6戦からは再び敵地ミルウォーキーに乗り込む。

(Full-Count編集部)

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