西武打線11安打13得点の大爆発! 栗山CS最多タイ6打点、鷹はミランダ炎上で2回KO
ソフトバンクは投手陣が計10四死球与えて崩壊
■西武 13-5 ソフトバンク(18日・メットライフ)
西武が11安打13得点で大勝し、日本シリーズ進出に一歩前進した。「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージは18日、西武の本拠地メットライフドームで第2戦が行われた。17日の第1戦で大敗していたリーグ王者の西武だったが、この日は打線が大爆発。3回までに大量8点を奪うと、その後もリードを広げて押し切った。
レギュラーシーズンで792得点を奪った自慢の打線が火を噴いた。初回2死一、二塁のチャンスで栗山が右翼スタンドへの先制3ラン。同点とされた直後の2回には2死一、二塁から源田が右前へ適時打を放って勝ち越しに成功。さらに浅村が左翼スタンドへの3ランを放ち、2回までに大量7得点を奪った。
3回には源田が2イニング連続となる適時打を放ってリードを拡大。6回には1死満塁で栗山が一塁強襲の適時内野安打、7回には秋山と栗山が適時打を放って4点を加えダメ押した。栗山は3安打6打点と大活躍。チーム全体も2桁11安打をマークして13得点。前日は2桁失点で敗戦したが、ものの見事にやり返した。
先発の多和田は5点を失ったものの、6回まで投げ抜いてリードを守ると、7回以降はリリーフ陣が踏ん張り逃げ切った。これで1勝のアドバンテージを含めて2勝1敗となり、再び白星を先行させた。
ソフトバンクは中4日で先発したミランダが大乱調。初回に栗山の3ランで先制されると、2回にも大量4点を失い、2回6安打7失点でノックアウトされた。打線は3点ビハインドの2回に高田の適時内野安打、甲斐の適時打などで同点に。再びビハインドを背負った3回にも3連続四球で満塁とし、中村晃が2点適時二塁打を放ったが、反撃もここまで。投手陣が計10個の四死球を与えて失点を重ね、痛い2敗目を喫した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)