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「ジーターは望みを叶えた」 マーリンズ本拠地の巨大オブジェ、ついに撤去!?

マーリンズの本拠地、マーリンズ・パーク内にある名物オブジェ「ホームラン・スカルプチャー」撤去問題に大きな動きがあった。地元紙「マイアミ・ヘラルド」は16日、マーリンズが球場所在地であるマイアミ・デード郡当局から、撤去の許可を得たと伝えた。

マーリンズのオーナーを務めるデレク・ジーター氏【写真:Getty Images】
マーリンズのオーナーを務めるデレク・ジーター氏【写真:Getty Images】

球場外に移設、跡地に新たな観客席を建設

 マーリンズの本拠地、マーリンズ・パーク内にある名物オブジェ「ホームラン・スカルプチャー」撤去問題に大きな動きがあった。地元紙「マイアミ・ヘラルド」は16日、マーリンズが球場所在地であるマイアミ・デード郡当局から、撤去の許可を得たと伝えた。

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 元ヤンキースのデレク・ジーター氏がオーナーに就任し、スタントン(ヤンキース)、イエリッチ(ブルワーズ)オズナ(カージナルス)など主力選手を次々に放出する「ファイアーセール」と並行して進めていた再建策が、本拠地マーリンズ・パークの名物でもあった巨大オブジェ「ホームラン・スカルプチャー」の撤去だった。

 この計画が明らかになると、インターネット上で反対署名集めの運動が起きた一方、ジーター氏によって放出されたスタントンが「あのオブジェは一度だって好きになったことはない」と発言。賛否は分かれ、大きな論争に発展していた。

 撤去には製作者の芸術家、レッド・グルームス氏の承認が必要。同氏は作品製作への関与を否認する権利も所有しており、その権利を行使されると、250万ドル(約2億7000万円)かけて設置したオブジェはただの“粗大ごみ”となってしまう。同氏は撤去に同意しておらず、オブジェの行方は宙に浮いたままで、マーリンズにとっては頭の痛い問題となっていたが、ようやく事態が撤去の方向へ動き出したことになる。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」紙は「ジーターは彼の望みを叶えた:マーリンズのホームランスカルプチャーは球場外へ」とのタイトルで記事を掲載。球団はオブジェを撤去した跡地に、複数階レベルの席がない立ち見観戦エリアを設ける計画を立てているという。名物オブジェより、球場の収容人数を増やして収益を上げることを優先した形だ。

 同紙によると、マイアミ・デード郡のカルロス・ヒメネス郡長は撤去推進派で、「(デザインした)芸術家はそれを撤去されたくはないだろうが、妥協する気持ちも必要だ」と語った。オブジェは球場外の広場に移設される予定だという。

 撤去が本決まりになったことで、作者のグルームス氏は移設に同意するのか、権利を行使して価値をゼロにしてしまうのか。“オブジェ撤去問題”は、大きな局面を迎えた。

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