リーグ優勝決定シリーズMVPは3戦連発ブラッドリーJr.「言葉にならないよ」

レッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.【写真:Getty Images】
レッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.【写真:Getty Images】

第2戦で勝ち越し二塁打、第3戦では満塁弾、第4戦は勝ち越しアーチ

■Rソックス 4-1 アストロズ(日本時間19日・ヒューストン)

 ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が18日(日本時間19日)、ヒューストンのミニッツメイドパークで行われ、レッドソックスがアストロズに4-1で勝利。対戦成績4勝1敗で、2013年以来5年ぶりとなるリーグ優勝を飾った。リーグ優勝決定シリーズの最優秀選手賞(MVP)には、レッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.外野手が選ばれた。

 勝負強さで殊勲を手にした。ブラッドリーJr.は今シリーズ5試合に出場し、打率こそ.200と奮わなかったが、3安打全てで勝利を引き寄せた。第2戦には勝ち越しの3点二塁打で対戦成績を1勝1敗のタイに戻すと、敵地で迎えた第3戦には8回に満塁アーチをかけ、勝利を確かなものとした。また、第4戦は6回に勝ち越し2ランを放って、リーグ優勝王手に貢献。どれ1つ欠いても、レッドソックスのリーグ優勝はあり得なかったかもしれない。

 球団公式サイトによると、ブラッドリーJr.はシャンパンファイトに酔いしれながら「言葉にならないよ」と話し、「アメージング。アメージングなチームメイトがいて、アメージングな球団スタッフがいる。本当に仲間に恵まれた」と喜びを語ったという。

 リーグ優勝決定シリーズでは、昨季覇者のアストロズに本拠地での初戦に敗れたが、第2戦から4連勝で5年ぶりワールドシリーズ進出を決めた。ヤンキース、アストロズと今季100勝以上を飾った強豪を下してのリーグ制覇。「これこそ、スプリングトレーニング初日に目指したもの。厳しい戦いもくぐり抜け、数々の素晴らしいチームに勝利した。間違いなくスペシャルな瞬間だ」と、優勝の味を噛みしめたという。

 23日(同24日)から始まるワールドシリーズでは、ドジャースとブルワーズの勝者を迎える。守備の名手としても知られるブラッドリーJr.が、ここぞの一発、そしてここぞのキャッチで、チームを頂点に押し上げる。

(Full-Count編集部)

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