Rソックス左腕プライス6回無失点の快投でPO先発初勝利 「実に良い感触だった」

6回無失点奪三振と快投したRソックスのデビッド・プライス【写真:Getty Images】
6回無失点奪三振と快投したRソックスのデビッド・プライス【写真:Getty Images】

通算143勝のサイヤング賞左腕は意外にもPO先発初勝利

■Rソックス 4-1 アストロズ(日本時間19日・ヒューストン)

 レッドソックスのデビッド・プライス投手が18日(日本時間19日)、アストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に先発し6回3安打9奪三振無失点の快投で自身プレーオフ先発初勝利を挙げ、チームをワールドシリーズ進出に導いた。

 通算143勝左腕が昨年の世界一軍団を手玉に取った。初回2死からアルトゥーベに中前打を許したがコレアを見逃し三振に仕留める。2回も先頭のグリエルに中前打を浴びたが後続を冷静に打ち取り安定した投球を披露。味方の援護を受け9奪三振の快投で6回無失点、先発としての役割を十分に果たした。

 サイ・ヤング賞、2度の最優秀防御率を誇るプライスは意外にもプレーオフでの先発は未勝利(救援で2勝)。王手をかけた1戦で快投を見せ自身初の勝利を手にした左腕は「マウンド上では実に良い感触だったね。自分自身に言い続けたんだ。『この場面に集中するんだ。次の投球のことを考えちゃダメだ』とね。今夜はそれが実践出来たと思う。それが報われたよ」と笑顔を見せた。

 自身の快投でチームはワールドシリーズ進出を決め「僕たち全員にとって特別なことだよ。AC(アレックス・コーラ監督)がスプリングトレーニングで話していた時に、『ワールドシリーズで勝ちたい者は、手を上げてくれ』と聞いてきたんだ。レギュラーシーズンの開幕戦の前に初めてディナーを共にした時にね」と開幕前にあった秘話を明かしていた。

(Full-Count編集部)

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