鷹・上林、サイクル安打ならず 王手かけるも、その後2打席凡退

先制3ランを放ったソフトバンク・上林誠知【写真:福谷佑介】
先制3ランを放ったソフトバンク・上林誠知【写真:福谷佑介】

3回に先制3ランを放つと、5回には適時三塁打

■ソフトバンク 15-4 西武(19日・メットライフ)

 ソフトバンクの上林誠知外野手が、史上初となるポストシーズンでのサイクル安打を逃した。19日に敵地メットライフドームで行われた「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦。「2番・右翼」でスタメン出場した23歳は、ポストシーズン史上初のサイクル安打達成に王手をかけたものの、その後に2打席に凡退。快挙達成はならなかった。

 初回の第1打席は捕邪飛に倒れていた上林。3回1死二、三塁で迎えた第2打席で右翼スタンドへの先制3ランを放つと、一気に勢いに乗った。その裏の守備でレーザービームで失点を阻止すると、続く4回1死二塁で中前適時打。さらに5回1死一、二塁で迎えた第4打席には右中間を破る適時三塁打を放ち、サイクル安打に王手をかけた。

 だが、6回2死二塁での第5打席は二直に倒れ、9回に巡ってきたこの日の第6打席も二飛に倒れて凡退。惜しくも、サイクル安打はならなかった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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