常勝ドジャース確立の背景に前田健太あり 米メディア高評価「最も健康な投手」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

契約時に肩肘に問題が見つかり、出来高の多い契約へ見直し

 メジャーでは、今季最多108勝を誇るレッドソックスが昨季覇者アストロズを対戦成績4勝1敗で下し、2013年以来5年ぶりとなるア・リーグ優勝を決めた。ナ・リーグでは、昨季覇者のドジャースが対戦成績3勝1敗と優勝に王手をかけて、19日(日本時間20日)に敵地でブルワーズと対戦する。

 ワールドシリーズ進出を懸けた争いは、いずれも手に汗握る熱戦が繰り広げられているが、米スポーツ専門メディア「ファンクレッドスポーツ」では、両リーグ優勝決定シリーズに残った4チームの戦力に注目。「MLBファイナル4を優秀たらしめた25の動き」と題した特集で、レッドソックス、アストロズ、ドジャース、ブルワーズの4チームの戦力をアップさせた契約やトレードを取り上げた。

 記事では、この4チームがリーグ優勝決定シリーズまで残ったことは「偶然ではない」と指摘。4球団の戦力にインパクトを与えた選手を挙げ、ドジャースの前田健太投手が17位にランクインした。寸評では「身体検査で異常が見つかったと報道されたことで、彼の契約は見直され、出来高を多く含む契約になった。しかし、彼は入団以降最も健康なドジャース投手としてプレーしている」と高く評価。「最終的には出来高のほとんどを手に入れるだろう」と指摘している。

 なお、上位10傑入りした選手は次の通り。

1.クリスチャン・イエリッチ(ブルワーズ)
2.ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
3.クリス・セール(レッドソックス)
4.JD・マルティネス(レッドソックス)
5.マックス・マンシー(ドジャース)
6.ジョーリス・チャシン(ブルワーズ)
7.ゲリット・コール(アストロズ)
8.ジャスティン・ターナー(ドジャース)
9.ヘスス・アギラール(ブルワーズ)
10.チャーリー・モートン(アストロズ)

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY