ホークス下克上で2年連続日本S進出、王者・西武は投壊で敗退…21日のCSは?

2年連続18度目の日本シリーズ進出を決めたソフトバンク【写真:福谷佑介】
2年連続18度目の日本シリーズ進出を決めたソフトバンク【写真:福谷佑介】

4勝2敗でホークスがCS突破&柳田MVP、西武は5試合で44失点

 プロ野球は21日、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦が行われた。ペナントレース2位のソフトバンクが1位の西武に6-5で勝利。4勝2敗(西武のアドバンテージ1勝を含む)で下克上を成し遂げ、2年連続18度目の日本シリーズ進出を決めた。

◯ソフトバンク6-5西武(メットライフ)

 ソフトバンクは初回に無死満塁のチャンスを作り、柳田が左中間へ走者一掃の先制適時二塁打。いきなり3点を先制した。さらに、1点差に詰め寄られた6回には先頭でソロ弾。2安打4打点と一人で試合を決めた。先発に抜擢されたドラフト2位ルーキーの高橋礼は3回まで西武打線をパーフェクトに封じるなど、4回2/3を6安打2失点の好投。5回途中からモイネロ、石川、加治屋、森のリレーで逃げ切った。ソフトバンクの5試合計63安打はCS史上最多安打。MVPには柳田が選出された。27日からの日本シリーズでは、セ・リーグ3連覇を飾った広島と2年連続日本一の座をかけて戦う。

 一方、圧倒的な打撃力で10年ぶりのパ・リーグ制覇を果たした西武は、CSファイナル5試合で44失点とリーグ最低防御率(4.24)だった投手陣が短期決戦で崩壊。打線も第2戦では13得点と爆発したが、その他の4試合では5得点以下に終わった。アドバンテージを除くとわずか1勝。日本シリーズ進出はならなかった。

(Full-Count編集部)

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