大谷の二刀流起用はどうなる? エンゼルス、オースマス新監督の就任を発表

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

23日には就任会見、元捕手の49歳は2017年までタイガース監督

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは21日(日本時間22日)、ブラッド・オースマス氏が新監督に就任すると発表した。22日(同23日)には就任会見を行う。

 エンゼルスは2000年からチームを率いていたマイク・ソーシア監督が今季限りで退任。後任人事を進めていた。異例の約2時間の筆記試験を行ったことなどが話題となったが、今季からエンゼルスのGM特別補佐を務め、当初から最有力候補とされていたオースマス氏が新監督に指名された。

 49歳のオースマス氏はソーシア監督と同じく現役時代には捕手で、メジャー通算18シーズンに渡って活躍。パドレス、タイガース、アストロズ、ドジャースで通算1971試合に出場し、打率.251、80本塁打、607打点の成績を残した。1999年にはオールスターに選出され、3度のゴールドグラブ賞にも輝いている。

 また、引退後は2014年からタイガースの監督に就任し、1年目にはア・リーグ中地区を制覇。地区最下位に終わった2017年限りで退任し、今季からエンゼルスのGM補佐を務めていた。

 ソーシア前監督は大谷を投打二刀流で起用し、右肘靭帯を損傷するまで、その能力を存分に発揮させた。大谷はシーズン終了後に靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、来季は打者に専念する見込みだが、2020年からは投手としてマウンドにも戻る予定。マイク・トラウトというメジャー最高のスーパースターも擁するエンゼルスをオースマス新監督がどのように指揮するのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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