右指骨折のロッテ荻野が秋季練習で合流 「痛みと違和感」あるも精力的に練習

ロングティーに励むロッテ・荻野貴司【写真:細野能功】
ロングティーに励むロッテ・荻野貴司【写真:細野能功】

7月に離脱「元には戻っていない」

 右手人差し指の骨折でシーズンの後半を棒に振ったロッテ荻野貴司外野手が22日から埼玉のロッテ浦和球場で始まった秋季練習に合流。初日からロングティーや外野フライの守備練習などに精力的に取り組んだ。

 7月9日の西武戦(メットライフドーム)の6回、三振した際に投球を受け、右手第二指基節骨骨折で登録を抹消された。例年ケガに悩まされていたが、今季は1番打者として78試合で打率.287、2本塁打、25打点、20盗塁と前半戦はチームに大きく貢献したが、荻野の離脱で井口監督の構想は大きく狂っただけに「すいません」と責任を感じている。

 すでに宮崎のフェニックスリーグに参加しない残留組と練習を開始。1週間前からバットも握り始め、ティー打撃も開始した。「2か月ぐらいで骨がくっつくかと思ったが、結構長引いた。まだ痛いし違和感があり、元には戻っていない。守備も時間はかかる」と荻野。リードオフマンの完全復帰が待たれる。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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