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元阪神・呉昇桓が「本当に韓国に戻れば」…地元紙“困惑”「ブルペンが不安定に」

メジャー3年目のシーズンで73試合に登板し、6勝3敗3セーブ21ホールド、防御率2.63という好成績を残した元阪神の呉昇桓投手。今季はブルージェイズで開幕を迎え、7月には地区優勝を目指していたロッキーズに移籍。重要な役割を果たしてプレーオフ進出に貢献し、自動的に来シーズンも契約延長となっていたが、「韓国に戻りたい」と発言したことが米メディアで大きく取り上げられ、波紋が広がっている。

ロッキーズ・呉昇桓【写真:Getty Images】
ロッキーズ・呉昇桓【写真:Getty Images】

呉昇桓は「頼れる“ファイナル・ボス”」、ロッキーズが計算している戦力だけに…

 メジャー3年目のシーズンで73試合に登板し、6勝3敗3セーブ21ホールド、防御率2.63という好成績を残した元阪神の呉昇桓投手。今季はブルージェイズで開幕を迎え、7月には地区優勝を目指していたロッキーズに移籍。重要な役割を果たしてプレーオフ進出に貢献し、自動的に来シーズンも契約延長となっていたが、「韓国に戻りたい」と発言したことが米メディアで大きく取り上げられ、波紋が広がっている。

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 呉昇桓の契約には今季、一定の条件を満たせば来季年俸250万ドル(約2億8200万円)で自動延長となるベスティング・オプションが含まれていた。条件は70試合登板だったため、2球団合計で達成。つまり、来季の契約を勝ち取っていたが、MLB公式サイトによると、呉昇桓は先日「日本とアメリカで5年間プレーして、少し疲れ切ってしまっているんだ」と話し、KBOでのプレーを望んでいることを明かしたという。

 これを受けてロッキーズの地元紙「デンバー・ポスト」は、呉昇桓の発言の影響の大きさを考察する特集記事を掲載。途中加入からブルペンで重要な役割を果たした右腕について「アジア人史上最高のブルペン投手の1人として、彼はカージナルス、ブルージェイズ、ロッキーズで3シーズンプレーした。コロラドはトレード期限前の7月26日に彼をトロントから獲得した」としつつ、「彼はロッキーズで25試合に登板し、防御率2.53とした。ブライアン・ショウ、ジェイク・マギーなど苦戦しているリリーフ陣へのバド・ブラック監督の信頼が下がる中、彼はとても頼れるブルペンの“ファイナル・ボス”となった」と高く評価している。

 さらに、同紙は「もし本当にオが韓国に戻るとしたら、コロラドのブルペンはオフに更に不安定になるだろう」と危惧。「2018年にブルペン最高のWAR2.6としたアダム・オッタビーノはフリーエージェントとなり、再契約しないだろう。苦戦しているショウとマギーは3年2700万ドル(約30億円)の契約であり、現時点では高額な負荷に思われる。こうしたことから、スコット・オバーグは2019年も好調を維持する必要があり、若い右腕イェンシー・アルモンテとDJ・ジョンソンは当初期待されていたよりも大きな枠割を担うことになるかもしれない」。呉昇桓がいなくなれば、大きな“誤算”だというのだ。

「オが韓国に戻ることにより、ジェフ・ブリディッチGMはすでに多くのオフの決断をしなければならないが、優れたベテランリリーフの獲得も考える必要があるかもしれない」

 地区シリーズでブルワーズに3連敗したロッキーズは来季、さらなる飛躍を目指している。呉昇桓は必要不可欠な戦力だ。契約の問題があるため不透明な状況だが、一体どんな結末になるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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