ブルペンは前田健太のド軍が優位! 米メディアがWS戦力分析「驚異的な活躍」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

今シーズン途中から中継ぎに配置転換され結果を残す前田

 メジャーリーグはいよいよ世界一を決める戦いが始まる。レッドソックス対ドジャースのワールドシリーズは23日(日本時間24日)に開幕する。大一番を前に米メディアは各部門の戦力を分析し勝者を予想。ブルペン部門では前田健太投手に注目が集まっている。

 世界一の栄光に輝くのはレギュラーシーズンで108勝をマークした最強Rソックス、それともエース・カーショーら強力な投手陣を誇るドジャースか…。米スポーツ専門サイト「ブリーチャー・リポート」は投手力、打撃力、ベンチなど各部門でどちらが優位に立っているかを特集している。

 記事では今季シーズン途中から中継ぎに配置転換された前田が入るブルペン部門ではドジャースに軍配を上げている。今季のポストシーズンでドジャースの中継ぎ陣が防御率1.30、41.2投球回で51奪三振、被打率.180と圧倒的な成績を残したことを指摘し「驚異的な活躍をしている」と称賛。

 レギュラーシーズンで手薄となっていたブルペン強化を行うため「マエダはドジャースの全先発投手の中で9回あたりの平均奪三振数でトップ(11.0)だった。ウッドは今シーズン防御率3.68を記録しており、昨年はオールスターに選ばれた」と、好成績を残した2人がブルペンに回ったことで、より強力なブルペン陣を形成できたことを言及している。

 その他の部門ではラインナップでレッドソックスが優勢であることなどを伝えており「球界でもNo.2の立ち位置であるアストロズを5試合で退け、ベッツやJ.D.マルティネスは球界でもベスト3に入る打者(もう一人はトラウト)であることから、最終的には4勝3敗でレッドソックスが勝利することになる」と、Rソックスが世界王者に輝くことを予想している。

 2年連続でワールドシリーズ進出のドジャースはこの予想を覆すことができるか。そした、前田健太は昨年の悔しさを胸に30年ぶりの世界一を目指す。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY