Rソックスのコーラ監督、第1戦先発セールに自信「立つべき男がマウンドに」

プエルトリコ出身監督として初のWS出場

　レッドソックスのアレックス・コーラ監督が22日（日本時間23日）、翌日に控えたドジャースとのワールドシリーズ第1戦を前に会見に臨み、先発マウンドに上がる左腕クリス・セールに自信を見せた。セールはリーグ優勝シリーズ第1戦に先発後、胃の不調を訴えて入院。健康状態が心配されたが、世界一を決める大一番に向けて無事回復。指揮官は「立つべき男がマウンドに上がる」と話した。

　プエルトリコ出身監督として、初めてワールドシリーズ進出を果たしたコーラ監督は「島に住むプエルトリコ人だけではなく、全世界のプエルトリコ人を代表することを誇りに思う」と胸を張った。

　昨年はアストロズのベンチコーチという立場でドジャースを下し、世界一を勝ち取った。今年は自ら指揮官としてチームを牽引。今季メジャー最多108勝を挙げる強力チームを作り上げた。「これはタフな使命。監督としてシーズンを指揮し、ここまで達すること、そして成功に導くことは、簡単なことじゃない。大きなチャレンジだが、私はこのチャレンジが楽しみだ」と、世界一に向けても意気軒昂だ。

　ボストンには2013年以来5年ぶり、そしてプエルトリコ出身監督として初の世界一を手に掴めるか。あと4勝をかけた戦いが始まる。

（Full-Count編集部）